普段、自分の舌の位置がどこにあるか意識したことはありますか?
上顎にくっついている状態が正しいですが、 気づかないうちに下がっていることも。
このような状態を低位舌(ていいぜつ)といい、歯並びが悪くなったりさまざまなデメリットがあります。
今回は、低位舌になる原因やもたらす身体への悪影響、正しい位置に戻すポイントを解説します!
理想の舌の位置と低位舌の違い

本来、舌はリラックスしているときに上顎に軽く触れているのが理想です。
しかし、低位舌では、舌が下がって口の底に落ちている状態が続きます。
低位舌になる理由
口呼吸
口呼吸では、口から空気の通り道を作るために、舌の位置が下がってしまいます。
猫背
前傾みの姿勢になると舌は後ろ向きに引っ張られ、舌も下がってしまいます。
舌の筋力不足
舌は筋肉のかたまりなので、筋力が低下すると舌が上手く使えず、上に持ち上げるのが難しくなります。
舌小帯の問題

舌小帯が短かったり、舌の先まで付いてると舌の動きに制限が出ます。
低位舌による5つのリスク
歯並びが悪くなる
舌が歯に触れる事で不均等な圧力がかかり、出っ歯や噛み合わせの悪さ、しゃくれなどに繋がってきます。
口呼吸なりやすい
舌が下がることによって口が開きやすくなり、口で呼吸するようになります。口呼吸だと、乾燥した冷たい空気や細菌・ウイルスが直接体内に入ってしまうため、感染症などのリスクが上がります。
歯っぴぃ本来の呼吸法は「鼻呼吸」だと言われているよ。鼻の粘膜や毛が外からの異物のフィルターとして働いてくれたり、鼻腔を通るときに空気を適切な温度や湿度に調整したりなど優れた防御システムなんだ!
3. 顔のたるみや二重あごの原因に
舌の筋肉は顔の筋肉と連動しています。低位舌の状態が続くと、フェイスラインが崩れやすくなるという美容的なリスクも。
4. いびき・睡眠の質の低下
舌が喉の方に落ち込むことで、気道をふさぎやすくなり、いびきや無呼吸の原因になることもあります。
5. 姿勢の崩れや肩こり
舌の位置と姿勢は密接に関係しています。低位舌の人は、頭が前に出る「スマホ首」になりがちで、肩こりや頭痛にもつながります。
ベロを正しい場所に置くために
1. あいうべ体操

あいうべ体操 (福岡のみらいクリニック ホームページより)
舌の筋力を鍛える簡単なトレーニングです。
毎日「口を大きく開けて “あ・い・う・べ”」と発音することで、舌の可動域と筋力が向上します。
2. 舌のポジション確認トレーニング

1日数回、意識して舌を上あごに押し当てる練習をしましょう。
鏡を見ながら、舌がスポットに正しくついているかを確認するのがポイントです。
3. 鼻呼吸を意識する

マウステープや鼻呼吸トレーニングを取り入れて、口呼吸を防止しましょう。
鼻呼吸が習慣化すると、自然と舌も正しい位置に戻りやすくなります。
4. 歯科医院で相談する

舌小帯に問題がみられる場合は、歯科医院で相談してみましょう。
また、専門家の指導のもとで行う、舌や口周りの筋機能訓練(MFT:口腔筋機能療法)もあるので、気になる方は受けてみるのも良いでしょう。
よくある質問
低位舌は子どもにも起こる?
歯っぴぃはい。特に指しゃぶりや口呼吸が習慣になっている子どもに多く見られます。
舌の位置を矯正すれば歯並びもよくなる?
歯っぴぃ矯正の補助にはなりますが、既に歯並びが崩れている場合は歯科医の相談が必要です。
舌の筋トレは毎日やるべき?
歯っぴぃはい。毎日継続して行うことで効果が出やすくなります。
まとめ
・低位舌とは、本来舌が上顎に触れている状態から下がっている状態
・低位舌は、歯並びの悪化や二重あごなど身体に悪影響を及ぼす
・口呼吸や舌の筋力不足で低位舌になりやすい
・毎日の筋トレや鼻呼吸で改善がみられる
低位舌は軽視されがちですが、全身の健康や美容に深く関係しています。
まずは舌の位置をチェックし、必要であればトレーニングや専門家の指導を受けてみましょう!

