最近、子どもの歯並びが気になる…
自分も昔から鼻がつまりやすくて、歯並びがガタガタ
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、慢性的な鼻づまりが歯並びを悪化させる原因になります。
今回は、鼻づまりと歯並びの関係と放置するリスク、そして予防・改善方法についてわかりやすく解説します。
鼻づまりが歯並びを悪くする理由とは?
鼻が詰まると「口呼吸」になるから
本来、呼吸は鼻でするのが理想です。しかし、鼻づまりがあると無意識に口で呼吸(口呼吸)するようになります。
口呼吸が習慣化すると、以下のような変化が起こりやすくなります。
舌の位置が下がり、上顎の成長が妨げられる

本来、舌は上顎にピタッとくっついているのが自然な位置です。
しかし、口呼吸が続くと舌が下がり、上顎を内側から押さえられなくなります。そうすると上顎が狭くなってしまい、歯が並ぶスペースが不足します。
そして結果として「ガタガタな歯並び」「出っ歯」「開咬(上下にすき間)」「ガミースマイル(笑うときに歯茎が多く見える)」などの原因になってしまいます。

口が常に開いた状態になり、唇や頬の筋肉バランスが崩れる
舌と顎、そして口元の筋肉は成長期において、顔全体の形をつくる大事な役割を持ちます。

口呼吸が続くと、
- あごが小さくなる
- 顔が縦に長くなる
- 口元が突出して見える
といった「アデノイド顔貌」になることも。
睡眠の質の低下

鼻呼吸ができないと、眠りが浅くなったり、いびきをかいたりする子もいます。成長ホルモンの分泌にも関わるため、「ただの鼻づまり」と軽視できないのです。
鼻づまりを改善し、歯並びの悪化を防ぐ方法
1. 原因を突き止める
鼻づまりの原因には様々あります。
- アレルギー性鼻炎(花粉症・ハウスダストなど)
- 慢性副鼻腔炎(ちくのう症)
- 鼻中隔湾曲症(鼻の仕切りが曲がっている)
・口がいつも開いている(お口ポカン)
・食事中にクチャクチャ音を立てる
・寝ているときのいびきが目立つ
・会話中に鼻声や呼吸音が気になる
こうしたサインが見られるときは、口呼吸になっている可能性が高いです。
耳鼻科での診察を受けて、根本的な原因を治療をしましょう。
2. 口呼吸の改善トレーニング
口を閉じて鼻呼吸を意識する
日常生活で、意識的に口を閉じて鼻呼吸をするように心がけましょう。
たわちゃん先生睡眠中に口が開いてしまう場合は、口閉じテープを使ってみるのもおすすめです!
舌の位置を正しく保つトレーニング(舌トレ)

口周りの筋肉トレーニングとして、「あいうべ体操」があります。継続して行うことで、口呼吸を改善することができます。
3. 姿勢を正す
猫背も口呼吸の原因になります。
背中を伸ばしたり、スマホを見るときは画面を目の高さに合わせて顎を引いて操作するようにしましょう。
たわちゃん先生壁を背中をくっつけて立った時、腰と壁の隙間に手が入らない、踵と後頭部を壁につかない場合は、猫背の可能性が高いです!
3. 歯科との連携も重要
歯並びに影響が出ている場合、小児歯科や矯正歯科に相談しましょう。
早期の対応で悪化を防げます。
まとめ
・ 鼻づまりを感じたら早めに耳鼻科へ
・歯並びが気になったら小児歯科や矯正歯科へ相談
・ 正しい呼吸と姿勢を日頃から意識することが大切
慢性的な鼻づまりを放置してしまうと、知らないうちに口呼吸が習慣化し、歯並びや顔の発達に悪影響を与えることがあります。特に子どもの場合、将来の見た目や健康にもつながる大切な問題です。
「たかが鼻づまり」と思わず、子どもの健やかな成長のために、小さな違和感に気づいてあげましょう。

