フッ素とキシリトールって、どっちがむし歯に効くの?
子どもの歯を守るために、フッ素やキシリトールを活用する保護者は増えています。
でもこの2つの違いを、きちんと理解していますか?
この記事では、フッ素とキシリトールの効果の違い、それぞれの使い方、子どもに適した活用法について、歯科的な視点からわかりやすく解説します。
フッ素とキシリトールの違いまとめ
| 項目 | フッ素 | キシリトール |
| 役割 | 歯を強くしてむし歯を防ぐ | むし歯菌を減らす |
| 主な使い方 | 歯磨き粉、塗布、フッ素洗口 | ガム、タブレット |
| 対象年齢 | 生後6ヵ月から | 2~3歳から |
| 味 | 無味orフレーバー付 | 甘くて食べやすい |
フッ素とは?:歯を強くするむし歯予防の味方

フッ素(フッ化物)は、歯から溶け出したカルシウムやリンを補い(再石灰化)、歯質を強化する成分です。
むし歯の初期段階である「脱灰(だっかい)」を元に戻す力があり、歯に塗ったり、歯磨き粉で使用することで虫歯の進行を防ぎます。
フッ素の主な効果
・歯のエナメル質を強くする
・脱灰(虫歯の始まり)を修復する
・むし歯菌の働きを抑える

キシリトールとは?:むし歯菌が増えにくい天然の甘味料

キシリトールは、天然由来の甘味料で、砂糖の代替品として使われています。
他の糖分と違ってむし歯菌のエサにならないため酸が発生せず、むし歯ができにくくなります。また、歯の再石灰化を促し、歯を強くすることができます。
キシリトールの主な効果
・むし歯菌(ミュータンス菌)を減らす
・歯のエナメル質を強くする
・唾液の分泌を促し、口の中を中性に保つ
たわちゃん先生砂糖と同等の甘さながらカロリーは控えめなので、大人としても嬉しいですね!
子どもへのおすすめの使い分け
0〜2歳頃

歯科でのフッ素塗布が中心になります。
フッ素入り歯磨き粉も少量から使用することができます(年齢に応じた濃度に注意です)。
3〜5歳頃

フッ素入り歯磨き粉+キシリトールタブレット(誤嚥しない形状)がおすすめです。
6歳以上

キシリトール入りガムやタブレット、フッ素洗口なども使うことができるようになります。
よくある質問(FAQ)
フッ素とキシリトール、どちらか一方で十分?
たわちゃん先生両方を併用することで相乗効果があります。フッ素で歯を強くし、キシリトールでむし菌を減らすことで、より効果的にむし歯予防ができます。
フッ素は安全?
たわちゃん先生適切な濃度・使用量を守れば安全に使えます。日本の歯磨き粉は基準に沿って製造されており、子ども用には低濃度タイプもあります。
まとめ
・フッ素は、歯を強くする働きがある
・キシリトールは、むし歯のエサにならないためむし歯になりにくい
・フッ素は歯科医院での塗布や歯磨き粉で、キシリトールはおやつの代わりに取り入れるのがオススメ
フッ素とキシリトールは性質が異なるため、どちらか一方ではなく、両方を上手に組み合わせることがむし歯予防のカギです。
毎日の歯磨きと食後のケアに、フッ素とキシリトールの力を取り入れて、大切なお子さんの歯をしっかり守っていきましょう!

