
SNSで「フッ素は体に悪い」という噂を見たのですが…
たわちゃん先生フッ素(フッ化物)は適切な量と使い方を守れば、子どもの歯を守る最強の味方になります✨
今回は、2023年に口腔衛生学会・小児歯科学会・歯科保存学会・老年歯科医学会が合同で発表した最新のガイドラインに基づき、フッ素の安全性と正しい選び方・使い方をわかりやすく解説します。
・フッ素の3つの効果
・年齢別 正しいフッ素歯磨き粉の使い方
・リスクを減らすために親ができること
フッ素は本当に「危険」なの?
「フッ素は危険」というイメージの背景には、一度に大量に摂取した場合の毒性の話が混同されているケースが多いです。しかし、私たちが日常で使う歯磨き粉に含まれる量は、正しく使えば安全な範囲内にコントロールされています。

「全く使わない」リスク(むし歯の進行)と、「正しく使う」メリットを天秤にかけたとき、現代の歯科医療では「正しく使うメリット」の方が圧倒的に大きいと考えられています。
年齢別・正しいフッ素歯磨き粉のガイドライン

たわちゃん先生これまでは乳幼児には低濃度が推奨されていましたが、最新の知見では「950ppmF」を少量使うことが推奨されています。
購入時にパッケージ裏の「ppmF」という数字をぜひチェックしてください。
事故を防ぐために!保管場所の徹底
フッ素症や急性中毒(吐き気など)が起こる一番の原因は、歯磨きそのものではなく「お子さんによる歯磨き粉の誤飲」です。
最近の子供用歯磨き粉は、イチゴやブドウなど美味しい味がついているため、親が目を離した隙にお子さんがお菓子の感覚でチューブごと食べてしまう事故が発生しています。
• 手の届かない高い場所に保管する
• 「お菓子じゃないよ、お薬と同じくらい大事なものだよ」と教える
• 必ず大人の目の届くところで使用させる
この徹底こそが、最大の安全策になります。
知っておきたいリスク「歯のフッ素症」とは
フッ素の安全性を考える上で知っておきたいリスクが「歯のフッ素症」です。
これは、歯が作られる時期(特に乳幼児期)に、フッ素入り歯磨き粉を大量に飲み込んだり、フッ素濃度2ppm 以上( 通常の日本の水道水0.05~0.2 ppm )の水を継続的に摂取するなど、過剰なフッ素を長期間摂取し続けることで、歯の表面に白い斑点やスジが現れる症状です。
フッ素の過剰摂取を防ぐために、学会では年齢に応じた「濃度」と「量」の目安を定めています。
まとめ
フッ素は決して怖いものではありません。
「正しい濃度」「正しい量」「安全な保管」さえ気をつければ安心して使うことができ、お子さんの将来の歯を守る強力なサポーターになってくれます!


