歯磨き中に歯茎から血が出た…
最近、歯茎の出血が気になるけど大丈夫?
このような症状に心当たりはありませんか?
歯茎からの出血は、単なる歯磨きの力の強さによるものではなく、歯周病の初期サインや全身疾患の兆候であることもあります。
今回は、歯茎の出血の主な原因や、歯科を受診すべきタイミングについてわかりやすく解説します。
歯茎から血が出る主な原因とは?
1. 歯周病(歯肉炎・歯周炎)

歯茎からの出血は、歯肉炎や歯周病の初期症状である可能性が高いです。
また、放置すると、歯肉炎から歯周炎へと進行し、歯を支える骨が攻撃され、最終的に歯がなくなってしまう可能性があります。
いち早く発見し治療することで、より深刻な問題を防ぐことができます!
2. 強すぎるブラッシング

力任せの歯磨きや硬すぎる歯ブラシの使用も、歯茎を傷つけ出血の原因になります。
ただし、毎回出血する場合は歯周病の疑いが高いため、歯科医の診察が必要です。
3. 女性ホルモンバランスの変化(妊娠性歯肉炎など)
女性は思春期や妊娠中、更年期でホルモンバランスが大きく変化します。

クラシエHPより
女性ホルモンの増加 (思春期や妊娠中)
歯周病菌の一部は女性ホルモンを栄養源にしていることから、これらのホルモンが増えると菌が繁殖して口の中で活発に活動します。特に妊娠中はつわりなどでこまめな歯磨きが難しくなり、歯茎が腫れたり出血しやすくなります。
「妊娠中だから仕方ない」と思わず、早めに歯科医へ相談しましょう。
女性ホルモンの低下 (更年期)
女性ホルモンのうちエストロゲンが減少すると、唾液の分泌が減ってしまいます。唾液には浄化作用や殺菌作用があるため、足りない状況だと細菌が繁殖しやすくなります。これが歯肉炎や歯周病に繋がり、歯茎から出血することがあります。
4. 栄養不足(ビタミンC欠乏)

ビタミンC不足も歯茎の出血を引き起こします。ビタミンCにはよく知られている抗酸化作用以外にも、コラーゲンを合成する作用があります。ビタミンCが不足すると歯茎の弾力や強度が減ってしまい、歯茎が弱くなってしまいます。
野菜不足や極端な食事制限をしている人は注意が必要です。
5.薬の服用

血液をサラサラにする薬(抗凝固薬や抗血小板薬)を飲んでいると、歯茎から出血することがあります。これは、薬が血液の流れをよくする以外にも血が止まりにくくなるという作用を持っているためです。
出血が止まらない場合や心配な場合は歯科医に相談しましょう。
こんな症状があれば、今すぐ歯医者へ!
- 毎回の歯磨きで出血する
- 歯茎が腫れている・赤くなっている
- 口臭が強くなった
- 歯がグラグラする感じがある
- 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい
上記のような症状がある場合は、早めの歯科受診が必要です。
初期の段階で治療を始めれば、進行を防ぎ、健康な歯茎を取り戻すことができます!
痛みが無くても、早めの受診を
歯茎からの出血は、「体が出しているSOSサイン」です。
自己判断で放置せず、まずは近くの歯科医院で診てもらいましょう。
歯科医院では、歯周病の有無や進行度をチェックし、必要に応じてクリーニングや歯磨き指導を受けることができます。
まとめ
・歯茎からの出血は、歯周病や強いブラッシング以外にも栄養素の不足や薬が原因になることがある
・出血が続いていたり、歯茎が腫れている、口臭が強くなったなどあれば歯周病のリスクが高い
・痛みがなくても放置は危険。予防もかねて歯科医に診てもらおう
歯茎から出血したら、放置せずに歯科医院を受診することをおすすめします。
また、普段から正しい歯磨きをしたり定期健診を受けることで予防もしていきましょう!

